眠れない夜の散歩道

ベトナム帰りの50代男が綴る東京生活

ハノイのGrab事情

宿泊しているホテル近くのショッピングセンターからハノイ中心部にあるレストランまで移動するのにGrabを使った。
最初は5万4000ドンと表示されたのだが、乗る前だったか乗ってからだったか、いつの間にか2万4000ドンに変わっていた。特別割引が適用されたようだ。別にこちらが何かしたわけでなく、自動的にそのようなプロモーションが実施された。
目的地に着き、ピッタリ2万4000ドンを払う。運転手が文句を言わないところを見ると、3万ドンはGrabが全て負担し、運転手の負担はゼロなのだろう。

到着する直前にGrabからメールが送られてきて、そこにも支払い金額が載っている。これは最初に表示された金額と違っていることがある。プロモーションのせいではなく、有料道路の料金などが最初の金額に加算されるのだ。

昨日空港からホテルまで乗ったときは、最初に表示された金額を払おうとしたら足りないと言われ、いや、24万3000ドンだったよと反論したら、1万5000ドンは有料道路の料金だと返された。そのとおりに払ったが、そのときはやや釈然としなかった。しかし、あとからメールをチェックすると、運賃24万3000ドン、有料道路料金1万5000ドンと明細が表示されたE-ReceiptというものがGrabから送られてきていた。運転手がウソをついたわけではなかったのだ。

合計25万8000ドンのところ26万ドンを渡すとお釣りを返そうとする。これには驚いた。ふつうのタクシーの運転手なら、2000ドン程度の釣りは返そうとしない場合も珍しくないからだ。

帰りは旧市街でGrabを使ったが、応じてくれるドライバーが現れない。土日はホアンキエム湖を囲む道路が歩行者天国になっているため、そこに隣接する旧市街には入ってきたがらないのだろう。

ホアンキエム湖の南側まで歩き、歩行者天国を抜けたところで再びGrabで車を呼ぶ。応じてくれたドライバーがいたのだが、Grabアプリの画面を見ていたらどんどん遠ざかっていくではないか。やれやれ。画面上のキャンセルボタンを押してキャンセルする。

さらにもう少し南に歩き、もう一度Grabで呼ぶと、今度はすぐにドライバーが表示され、5分後くらいにはやって来た。
ドライバーのせいかどうかわからないが、ホテルに着く直前で道案内をしなければならなかった。細い路地が入り組んでいる場所ではGPSでも正確に道案内できないのだろうか?
往路と距離的にはほとんど変わらないが、料金は5万8000ドンだった。

2019年8月7日追記
ハノイ Grab」などのワードでググってこのブログに来る人が多いようだ。
この記事は私の体験談しか書いていないので、Grabについて詳しく知りたいという人には物足りないだろう。
そこで、そのような人向けのブログを紹介したい。
Grabのことを調べたい人はこちらを。
kerubito.net

ハノイのGrabについてはこちらのブログなんかが役立つと思う。
www.saku-bangkok.net