久しぶりにベトナムを旅して
毎日更新すると誓ったこのブログだが、開始2週間にして早くも挫折。
旅行中はふだんにも増してネタが豊富なのだから、記事を書くのも容易なはずなのだが…。
ブログと共に始めたコーヒー断ちはベトナム旅行中も継続した。
ベトナムにはそこら中にカフェがあり、アイスコーヒーを飲みながら街の喧騒を眺めるのも楽しみのひとつなのだが、ガマンするしかない。
Trà Lipton(紅茶のこと)を飲んで同じことをした。
ベトナム旅行を通しての印象は、確実にお金持ちが増えているということ。経済的に真ん中から上の層が全体に持ち上げられている感じがする。
例えばコーヒー1杯5~6万ドンする高級カフェがハノイやホーチミンの街じゅうにある。
今日のレートで計算すると、5万ドンはおよそ243円だ。ドトールのブレンドコーヒーが250円だからほぼ同じ値段と言える。
もちろんベトナムでその値段のコーヒーを出す店は高級店であり、一方ドトールは庶民的なコーヒーチェーンだから単純な比較はできないが、それでも一般的にイメージする日本とベトナムとの経済格差から考えれば驚くべきことだ。
コーヒー1杯にそれだけのお金を出せる人が大勢いるからこそ、そのような店が数多く存在できる。
ホアンキエム湖のほとりでは、愛玩犬を散歩させている人たちを見かけた。
以前はあまり見ることのない光景だった。
一方真ん中から下はどうかといえば、今回は日数が少なかったこともあり、残念ながらあまり接する機会がなかった。
それでも物乞いはいるし、最下層から全体に底上げされているという印象は受けなかった。
ホーチミンの4区を流れる運河沿いにかつて存在したスラム街が一掃され、キレイに護岸工事がされていたのに驚いた。あそこに住んでいた人たちはどうなったのだろう。