眠れない夜の散歩道

ベトナム帰りの50代男が綴る東京生活

30年後の子どもたちが知ったら驚くであろう現在のこと

今から30年後の子どもたちに、「30年前の日本はこうだったんだよ」と教えたらきっと驚くと思うこと。
1.タバコを吸える飲食店がある
2.鉄道の駅のホームにホームドアがない
3.現金でしか支払いができない店がある
4.インターネットやスマホの通信費に月1万円近く支出している

考えればまだまだ出てきそうだが、すぐに思いつくのはこんなところだ。

1.タバコを吸える飲食店がある

飲食店は原則喫煙禁止という東京都条例案が一時話題になったが、結局は尻すぼみに終わてしまった。
飲み食いするところでタバコの煙を吸わされるのは不愉快を通り越して理不尽だ。どんなに高級な店だろうと禁煙じゃない飲食店は「この店の売りは料理の味ではありません」と言っているのと同じだ。味覚に嗅覚が大きく影響しているのは常識じゃないか。
いくらなんでも30年後には全ての飲食店で喫煙は禁止されているはずだ。
今の子どもたちが、昔は飛行機でも学校の職員室でもタバコが吸えたんだと聞かされれば驚くだろう。それと同じように30年後の子どもたちは今タバコを吸える飲食店があることにビックリするに違いない。

2.鉄道の駅のホームにホームドアがない

いくつかの駅にはホームドアが設置されているが、まだまだ設置されていない駅の方が多い。しかし、考えてみると、人が立っているほんの数十センチ脇を時速100km近いスピードで電車が走り抜けていくなんて恐ろしいことだ。
だってそうでしょう? 何かの拍子にホームから落ちたら死んでしまうし、押されたりバランスを崩したりして電車に接触したら大けがをしてしまう。
鉄道を利用する私たちは自分の数十センチ離れたところに死が通り過ぎていく日々を送っているのだ。
「えっ! 昔はそんなに危なかったの?」と30年後の子どもたちはたまげることだろう。

3.現金でしか支払いができない店がある

いくら現金主義の日本人とはいえ、今から30年もたてばキャッシュレスが当たり前になっているだろう。
これについては取り立てて言うことはない。

4.インターネットやスマホの通信費に月1万円近く支出している

今の通信費は異常に高すぎる。30年後はもちろんはるかに安くなっているはずだ。場合によってはタダ同然になっているかもしれない。本当は今だってもっと安くていいんじゃないかと思う。なんだかおかしな仕組みでぼったくられているような気がしてならない。
当然30年後の子どもから見れば異常に思えるだろう。