眠れない夜の散歩道

ベトナム帰りの50代男が綴る東京生活

セブンイレブンでしっとりショコラブレッドを買おうとしたら……

先日、事務所の近くのセブンイレブンでしっとりショコラブレッドを買おうとしたら、賞味期限切れなので販売できませんとアルバイトの中国人女性に言われてしまった。見ると、賞味期限がその日の午後4時とある。そのときは午後2時過ぎだったので、「でもまだ大丈夫でしょ?」と聞いたら、賞味期限の2時間前になったら販売できないのだという。
しっとりショコラブレッドが置いてあった棚に戻ってみると、他に同じものは残っていなかった。あれが最後のしっとりショコラブレッドなのだ。

- セブン-イレブン~近くて便利~

賞味期限なんて別にどうでもいいんだけどなあ。大晦日には賞味期限を1年半過ぎた乾そばを茹でて食べたくらいだし。
もちろんそれで腹を壊したりすることはなかった。
でも、それが決まりだというのなら、無理を言ってもアルバイトの彼女が困るだけだ。残念だけどあきらめてくるみパンを買うことにする。

しかし……あのしっとりショコラブレッドはどうなってしまうのだろう? 売ることができないとなれば、結局は捨てることになるんだろうなあ。
あまりにももったいない。賞味期限2時間前になっても売れ残っている食品なんてこの店の中には他にもたくさんあるだろうし、それが日本中のセブンイレブンで、というか日本中のコンビニでとなると、いったいどれだけの量になるのか見当もつかない。

経済効率的にこの方法がベストだとセブンイレブンが、というかコンビニ各社が、というか食品業界が考えているんだろうけれど、本当にこれでいいのだろうか?
こんなことをしていたら罰が当たるんじゃないかと心配になってくる。